【iPhoneアプリ】「cocos2d for iPhone」でゲームアプリを作ってみる(ゲーム実装編)


第10回です。、概ねタイトル通りです。
前回設計したゲームをがりがり実装していきます。

今回で最後です、ここまで長かったなあ…(ヽ'ω`)


プロジェクトとクラスファイルの作成する


今まで通りcocos2dのテンプレートから作っていきます。

画面の数だけCCLayerの派生クラスを作ります。
  • TitleLayerクラス(タイトル画面)
  • RuleLayerクラス(説明画面)
  • MainLayerクラス(ゲームメイン画面)
  • ResultLayerクラス(ゲーム結果画面)

ゲームメイン画面で使うオブジェクト用のクラスファイルを作ります
  • Tenkoクラス(天子)
  • Ballクラス(ボール)
  • BallMgrクラス(ボール管理)
Tenkoクラス、BallクラスはCCSprinteクラスを継承しています。

【iPhoneアプリ】「cocos2d for iPhone」でゲームアプリを作ってみる(ゲーム実装編):プロジェクトファイル

クラスに機能を実装する


がりがりとコーディングをしていきます。

今まで紹介したcocos2dの機能や仕組みを使っていけば簡単に実装ができました。
紹介して居ないもので使ったものは

・CCArrayクラス
NSMutableArrayクラスによく似たオブジェクトを管理するクラス、
BallMgrクラスでBallクラスを管理するのに使いました。

・スケジュール機能
「何秒後にメソッドを実行したい」、「何秒置きにメソッドを実行したい」
といった時に使う機能です。当たり判定を計算するメインループもこれで実装しています。

ソースコードを紹介するのはちょっと長すぎるので、
GitHubでプロジェクトファイルを公開しておきます。

github.com/ouka-tenshi/iOS-Sample/tree/master/Cocos2dSampleGame

コメントはなるべく多く書くようにしていますが、
かなり汚くて見づらいので「こんな感じになってるのか」程度に見て下さい…



参考にするならこの辺りの書籍を是非。
とても参考になりました。

cocos2dでつくるiPhoneゲーム―自由で速い、ゲーム用フレームワークを使う! (I・O BOOKS)
cocos2dでつくるiPhoneゲーム―自由で速い、ゲーム用フレームワークを使う! (I・O BOOKS)


cocos2d for iPhoneレッスンノート
cocos2d for iPhoneレッスンノート



AppStoreに公開する


完成したら、アイコンやスクリーンショットを登録用の素材を用意してiTunes connectにアプリを登録します。

その辺りは前回のアプリの時のを参考に…

【制作日誌】iPhoneアプリを作ってApp Storeで公開してみた

問題なく審査が通れば、公開できます。

・公開したアプリ
【iPhoneアプリ】「cocos2d for iPhone」でゲームアプリを作ってみる(ゲーム実装編):登録用アイコン
天子ちゃん危機一髪 -App Store-


よかったら遊んでみて下さい。

感想的なもの


無事に完成してよかった…(;´Д`)

coco2dを使えば面倒くさい画面遷移も、当たり判定も比較的簡単に実装ができました。
(前回のアプリの時は画面遷移でかなり苦労をしたので…)

今回は内容がシンプル過ぎたのもありますが、フレームワークを使うと作りやすさが段違いでした。
書いたコードも1000行もないと思います。

仕組みを理解するために一から全部作るのも大事ですが、
フレームワークを使って楽に作れるというのは良いとおもいます。

iPhoneでゲームアプリを作ってみたいという方はcocos2dはおすすめです!





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 : : :::::::,. -─´、て
::: :: :::Σco===、!,_
: : :: :::::l´i(ノリハノリ)  次はこんな虚無ゲーじゃなくてもっと凝ったものを作ろうね…
 : : :::::ルlリ⊃⊂ヽ
 : : ::::(( //xxxxヽ、─────────────────
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